子どもの矯正治療は、大人のものとは異なり、治療方法や治療装置の選択に特に気を遣って行っていきます。
子どもの場合、治療を開始してすぐに「装置に対する違和感」から治療継続を嫌がってしまうことがあります。お母さんとしては、「それでも続けてほしい」というお気持ちだと思いますが、矯正治療には本人の気持ち、やる気が重要な要素となります。
そこで、私たちは、はじめての治療のための装置を、子どもになるべく負担の少ない、取扱いが簡単なものにするようにしています。
ある症状を治すための装置には何種類かありますが、はじめての治療で子どもに「負担の少ない装置」で矯正治療に慣れてもらってから、徐々に矯正治療を進めていきます。